狐は狐のままに

100kmを走りきってからというもの(9月21日)、もぬけの殻状態だった私。あっという間に秋が終わり、気付けば冬がやってきました。店のオープンもあり、早すぎる時の流れにようやく気持ちが追い付いて来たような来てないような…。

先日、兵庫県の明石で開かれた早川ユミさんの展覧会をのぞいて、運命的な出会いを果たした本たちや、絵を描いたり、人を繋いだり、理想を叶えるために四苦八苦したりしている友人たちからビシバシ刺激をもらって、私もやっと布団から頭を出した感じです。

まだ、頭しかだしてないんかーい!という突っ込みを自分にして。。。店をオープンしたり、いろんなところで出店させてもらったりしていて、なんかやってるつもりになっていたけど、結局自分から自分の理想に向かってなにかをしていた訳ではないと気がついてしまった。まさに虎の威を借る狐?虎の理想を語る狐?状態。また、自分のやりたいことはなんなんだ~と、頭を悩ませる日々へ逆戻り。結局はやっぱりそれが一番大事なんだな~…


でも、周りを見ていて気づいたことがまだあって、想像したことは叶うということ。私の場合、想像が広がる前に思い付いたことをすぐ行動に移してしまう。いいことな感じもするけど、今までその行動に満足してその先に行けないことが多かった気がする。行動のその先に広がる暮らしや自分や周りの人を想像さえすればいいだけなのに。行動することより想像することのほうが私にとってはめちゃくちゃむずかしい。

だから、今は布団からとりあえず頭を出して、ノートとペンをもって、自分の理想を思う存分想像してみようと思う。